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スーツ業界の礼服と喪服・ブラックスーツの違いを解説!冠婚葬祭にふさわしい装いとは?

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礼服と喪服・ブラックスーツの違いを解説!冠婚葬祭のマナーとは?

礼服と喪服・ブラックスーツの違いを解説!冠婚葬祭のマナーとは?

2024/05/04

年齢を重ねるごとにマナーをきちんと理解した上でスーツ選びをする必要のある冠婚葬祭の場面。同じブラックスーツでも、ビジネススーツ、礼服、喪服ではスーツの種類は異なります。今回は、ビジネス、礼服、喪服のブラックスーツの違いについて解説を行い、それぞれの場面で正しい装いについて紹介していきたいと思います。

目次

    スーツ業界における礼服と喪服の違いとは?

    まずは、分かりにくい礼服と喪服の違いについて解説していきます。礼服とは、結婚式や成人式、入学式などのような祝賀イベントに参加する場合に着用される衣服です。一般的には、黒や紺色のスーツに白いシャツ、そしてネクタイがセットになっています。喪服とは、親族の葬儀などのようなお悔やみごとに参加する場合に着用される衣服で、礼服と同様に黒や紺色が一般的です。しかし、喪服は全身が黒くシックなデザインが多く、ネクタイも黒に統一されます。また、喪服は黒のカバンや靴など、小物まで黒色に統一されていることがマナーとされています。礼服と喪服は、フロントボタンの数や素材などにも違いがあります。この2つを混在して認識されている方が多く見受けられます。

    ブラックスーツが冠婚葬祭にふさわしい理由とは?

    ブラックスーツ冠婚葬祭にふさわしいカラーであるとされています。この理由は、スーツの歴史ではブラックが古くから正装として最も一般的なためです。ブラックはシンプルで清潔感があり、落ち着いた印象を与えます。そのため、ブラックスーツは適切な服装と考えられています。しかしながら冠婚葬祭すべてにおいて同じブラックスーツでいいかと言われるとそうではありません。冠婚の場合は、派手すぎず地味すぎず、バランスのとれたブラックスーツを選ぶことが求められます。華やかな場でもあるため、少し光沢のあるブラックスーツを選ぶことをおすすめします。葬儀や法事においては、ツヤを抑えたブラックスーツにブラックのネクタイを合わせるのがマナーとされています。

    冠婚のマナーとは?

    冠婚葬祭に出席する際、スーツの色は特に慎重に選ばなければなりません。ビジネス用途でも使うスーツと異なり、悲しみや祝福の場に相応しい色を選ぶ必要があります。葬儀に臨む場合、黒や濃い灰色が一般的に選ばれます。また、喪服として黒のスーツを着ることもあります。結婚式に出席する際は、黒のスーツはあまり好まれません。代わりに、灰色、ネイビー、濃い目の茶色など、落ち着いた色を選ぶことが一般的です。お祝い事に出席する場合、少し明るめの色を選んで着用することができます。緑や紫、青など、相手にも喜んでいただけるような色を選ぶと良いでしょう。また、季節に合わせた色を選んで着用するのもおすすめです。素材も、冬にはウール素材、夏には麻素材など、季節に合わせた素材を選ぶことも大切です。冠婚葬祭に臨む際には、相手や場の雰囲気に合わせたスーツの色を慎重に選び、気持ちを込めて着用するようにしましょう。

    葬儀での喪服のマナーとは?

    冠婚葬祭の葬の場面で使われる喪服としてのブラックスーツのスタイルは、マナーや取り決めがしっかりとあって色や形にも指定があります。Yシャツは白を選び、ポケットチーフ、靴も黒で統一する必要があります。スラックスの裾はシングル仕立て、ジャケットはベントなし、オーダースーツなどでは重用されるステッチや重ねボタンなどはふさわしくないとされています。また、ネクタイは黒を基本に選び、ストライプ柄やチェック柄など地柄も入っていないものが好ましいでしょう。生地はマットで光沢を抑えたものを選び、ブラックは漆黒と言われるしっかりと黒い生地のスーツを選ぶことがマナーとされています。冠婚で使用するブラックスーツとは分けて持っている方が多いです。サイズ感はほどよくゆとりを持たせたものを選び、あまりにゆとりを持たせるとだらしない、清潔感のない印象になるので、程よくがポイントです。もちろんタイトな喪服というのも場違いな感じになるので、喪服は葬儀専用と捉えた方がいいでしょう。しかしながら、機会が少ない葬儀だけのためにスーツを準備するのも・・・という方には、非光沢で漆黒までいかないブラックスーツを程よくゆとりを持たせてオーダーで作るのがおすすめです。センターベントは最近ではあまりとがめられることも少なくなってきたので、入れても問題はないでしょう。

    コーディネートについての基本ルール

    スーツスタイルは、アクセサリーを合わせることでより一層魅力のあるスタイリングが可能となります。しかし、選ぶアクセサリーによっては、スーツの印象が損なわれてしまうことがあるため、基本ルールを押さえて合わせる必要があります。 まず、冠婚の場合、華美な装飾を加えることは避け、シンプルでミニマルなデザインのアクセサリーを選ぶこと。ネクタイピンやカフスボタンなどの小物は、シンプルで高級感のあるものを選びましょう。 スーツの色や素材、シャツの色に合わせて、きらりと光るシルバーやゴールドのものでもいいでしょう。派手な色や柄のアクセサリーは、厳粛な場なので避けるのが賢明でしょう。葬儀に関しては、白シャツ、黒ネクタイ、黒チーフ、ウィングチップやフルブローグ、モンクストラップ、ビットローファーなどの装飾のある靴は避けて、プレーントゥの紐靴を選ぶのがベターでしょう。基本ルールを押さえ、自分自身のスタイルに合わせたアクセサリーを選びましょう。マナーも守りつつ、スタイリッシュで常識のあるスーツ姿がより一層引き立つことでしょう。

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